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田舎の自称進学校で勉強ができるのは1つのステータスだったとおもう

でも元から勉強ができたわけじゃなかった

自他共に認める真面目だった(とおもう)

努力して結果が出たからもっと努力した そしたらもっと結果が出た

あなたならこの大学に行けるよと言われたからそこを目指して必死に勉強した


この前病院に行った時、就活の話になった

院長は私立の医学部出身らしくて、いわゆる就活はしてないから詳しくはアドバイスできないけれど、就活は会社との相性だから これまで偏差値で評価されてきた人が違うものさしで評価されるようになる転換点だから 学歴のある人ほど苦しくなるし、理不尽な社会を学び始める時だと言われた

全くもってその通りだとおもうし、社会はわたしが思ってるより理不尽でつまらないものなんだともおもう

じゃあわたしはなんであんなにお金をかけてもらってなんであんなに勉強したんだろうか

「どこの大学?」「◯◯大です」って言って優越感を得るためだけに毎日10時間も勉強したんだろうか あの時間があれば行きたかった音大にだって行けるチャンスがあったんじゃないだろうか

わたしは全く将来のビジョンが無かったから、漠然と良い大学に行きたかったし、就職は二の次だったけれど、 世間一般に良い大学は良い企業に就職できるんじゃないのか なんでこんなに心も体もお金もすり減らして就活なんてものに必死になっているのか なんでお前は要らないと言われ続けなければいけないのか わたしだって働きたくなんかねえよ


唯一納得いかなかったことがあって

家が金持ちなことも、頭が良いことも、どちらも運であると言われた

私立に通えたのはたまたま家が金持ちであったから、でも勉強ができるのも頭が良いという才能を持って生まれた運があったからだってさ

医学部なら話は別だと思うけど 金持ちな奴らは何を努力してきたのか 推薦貰って早々に受験終わらしてきただけじゃないのか なんでわたしはあんなに頑張ったのにあいつらと同等なのか

いわゆる高学歴の大学に入って、地頭が良い人っていうのは本当にたくさんいて 私みたいに受験勉強に取り組んだ人じゃなくて 簡単に入学できた人はいて、

何が言いたいかというと、わたしは勉強はできるが頭が悪いのがコンプレックスだ

そして就活を迎えた今、わたしが努力してきたことが果たして意味があったのかが全く分からなくなっている

わたしはわたしが思っていた以上に中身のない薄っぺらい人間なのではないか


あまちゃんなりに頑張ってると思うんだけどな、人と関わるの大嫌いなのに接客業で変わろうとしているし、毎日スーツも着ているし、なんだろうな、でもこの先なにが楽しいのか全く分からない、働きたくないし生きたくも死にたくもないのにいまなにをやっていてこれまでなにをやってきたのかな


ほんとちゃんと死んでおけばよかったな、と思う日々です 楽しかったはずのことも暗い部分が見えてきた これからも人と関わらなければならない たくさん苦しくなる 嫌だな