自殺未遂について

今年6月、私は自殺未遂をした。それも4,5度。他の人の経験からすれば自殺未遂に入らないほど軽いものだったのかもしれないけれども、備忘録として記録しておく。


備忘録と言えど、何回繰り返したか覚えていない。ODのせいだ。なんとなく覚えているのは、4日連続くらいでブロンをほとんど1瓶空けていた。多分最後にブロンODした時にはエスタックか何かも一緒に飲んで、130錠のODをした。それだけははっきり覚えている。


恐らくは風呂場でのカットが3〜4回、首吊りが1回だ。

どうやっていたのかは分からないけど、カットをしていた時は必ず誰かに知らせていた。遺言や謝罪のつもりだったのか、情けなくも助けてくれのSOSだったのか。恐らくは後者で、本当に周りには迷惑をかけたしみっともなかった。首吊りに至っては苦しさを感じたところで怖くなり、元彼の家に飛び込んで 死ねなかった、死ねなかった と泣きついた。


私は一人暮らしをしている。死のうと思えば簡単に死ねる。誰にも連絡を取らず、湯船に浸かって、水に溶ける絵の具みたいに染み広がっていく血をぼーっと眺めておけばよかったのだ。なぜ他人に連絡など取ったのだろう。


今は環境が変わった。大学の授業にも出られ始めたし、バイトも再開した。


でも、希死念慮は消えない。自殺未遂するに至った出来事を思い出すと今でも吐きそうになる。1人で人混みの中にいると騒音が異常に煩く、手の震えや吐き気や寒気に襲われることもある。カットは辞めたがODは相変わらず。


一体なぜ私は消えたいのだろうか。大事な人たちにまた迷惑をかけて、泣かせて、せっかく止めにきてくれた人たちを裏切って。状況は確実にいい方向に向かっているのに。(グレーではあるが)精神疾患も患っていないのに。なんて贅沢で自己中心的な人間なのだろう。


もしまた自殺に手を出すことがあったら、次は成功すると思う。おしまい。